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わしのとまり木さんの流氷日記

2016年3月18日

網走での海明けが発表

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今日、網走地方気象台から網走では2月28日に海明けになったと発表がありました。海明けとは「全氷量が5以下になり、かつ沿岸水路ができて船舶の航行が可能になった最初の日」とされています。

写真は今日午後にわしのとまり木から見た北浜の海です。私としては今シーズンの流氷は2月29〜3月1日の猛吹雪の後〜3月5日までが今季一番という印象でしたが、その前にだいぶ離れていたので、そこが海明けということになったようですね。今日は霞が掛かっていて視界が効かず沖の様子は分かりませんが、現在の網走沖ではまとまった流氷群はほぼ消えているようで、ごく小規模な流氷が散在しながら漂っているようです。このまだ漂っている流氷が今後も見えることはありそうですが、今年の流氷シーズンは終わりました。
今後流氷が最後に見えた日とされる流氷終日が過去に遡って確定し、今年の流氷期間が決まります。

網走では日当たりが良い場所など、雪が消えた所でフクジュソウが咲き始めています。濤沸湖では北へ帰る途中のヒシクイや、こちらでは夏鳥のアオサギが飛来し、春の訪れを告げています。


網走自然ガイド&旅人の宿 わしのとまり木
金指 功


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