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わしのとまり木さんの流氷日記

2015年4月7日

流氷終日発表

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網走地方気象台から「流氷終日」が発表されました。これは「視界内の海面で流氷が見られた最後の日」とされていて、海明けと同じく過去に遡って確定されます。今年の流氷終日は3月8日だったとのことで、1946年からの統計開始以来最も早い記録だそうです。そして流氷初日から流氷終日までの今年の流氷期間は56日となり、平年より25日短く、昨年より44日短いという、ちょっと残念な流氷シーズンとなりました。
今シーズンも流氷日記をご覧下さりまことにありがとうございました。今シーズンの投稿は今日で一旦区切りとさせて頂きますが、来シーズンまでの間、たまに季節の節目で投稿するかもしれません。流氷が来るオホーツクの海岸は夏は美しい海岸草原の花が咲きます。昨年7月の小清水原生花園の写真をご覧下さい。

昨年7月2日の小清水原生花園です。今年は春の花がいつもより早めに咲き出していますが、小清水原生花園が最も華やかに彩られるのはやはりオレンジ色のエゾスカシユリ、黄色のエゾキスゲ、赤いハマナスがピークとなる6月下旬〜7月上旬でしょう。

「わしのとまり木」の冬季営業は3月31日で今年の冬季営業を終了しています。今冬もご利用下さりありがとうございました。夏季は小清水原生花園でクロユリが咲き始める5月30日から、濤沸湖にハクチョウが再び姿を見せ始める10月12日まで宿泊の営業をいたします。夏の「わしのとまり木」もどうぞ宜しくお願いいたします。


網走自然ガイド&旅人の宿 わしのとまり木
金指 功

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