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わしのとまり木さんの流氷日記

2013年3月25日

またひとつ春を見つけました

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先週から時間が有る時に能取岬にフクジュソウが開花していないか見に行っていましたが、昨日まではつぼみを閉じたまま。気温低かったからね。
今日もお昼頃に行ってみたら、昨日ここで紹介した美幌博物館の企画展の担当学芸員さんと偶然お会いし、一緒にポイントに行くといくつものフクジュソウが開花していました。
フクジュソウは雪融けと共に最初に咲く野の花です。私にとっては今年初めての開花確認となりました。

網走周辺ではフクジュソウとキタミフクジュソウの2種があります。その違いはがく片と花弁の長さの違い、葉の裏の毛の多少、キタミフクジュソウは1茎に1花などがありますが、フクジュソウも1茎に1花があるなど、実際には微妙なことが多く、特にまだ開花したばかりのこの時期は分かり難いものです。

私のフクジュソウ観察ポイントは他に近所の濤沸湖畔などがありますが、今冬は積雪が大変多く、まだ厚い雪の下で、だいぶ遅れそうです。

今日の能取岬では他にヒバリの姿も初めて確認できました。


網走自然ガイド＆旅人の宿　わしのとまり木　金指　功（かなざし　いさお）
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